魚中心の生活は痩せる?デメリットで老化が加速するって本当!?

お肉を我慢して魚中心の食生活にすればダイエットにもなりそうだけど効果はあるのか気になる方に、

・魚中心の生活は本当に痩せるの?
・魚ばかり食べることのデメリットは?老化が加速する?

について調べてみました。

魚中心の生活にすることで痩せる効果があるのかSNSの情報を元にご紹介します!

すでに魚中心の食生活をしている方もぜひ参考にして下さいね♪

魚中心の生活は本当に痩せるの?

食事のメインを肉と魚、どちらかにする場合、どちらがヘルシーかと問われれば魚と答える方が多いいますが、魚中心の食生活にしたら本当に効果があるのか気になりますね。

SNSをチェックしてみると、魚中心の生活で痩せられたという方が実際にいることがわかりました!


魚中心の食生活で痩せる効果があったという方がいますが、ダイエットに良いとされる理由を調べていきます。

魚のカロリーは?

魚のカロリーはそこまで低いのか種類別に調べてみました。

さんま…297kcal 17.6g
ぶり…257kcal 21.4g
うなぎ…255kcal 17.1g
さば(真さば)…247kcal
いわし(真いわし)…169kcal 19.2g
かつお(秋)…165kcal 25.0g
さけ(しろさけ)…133kcal 22.3g
あじ(真あじ)…126kcal たんぱく質19.7g
まぐろ(本まぐろ)…125kcal 26.4g
すずき…123kcal 19.8g

100gあたりのカロリーを肉とくらべると、鶏もも肉や胸肉は201kcalなのでぶり、さばよりは鶏肉の方がヘルシーですが魚の方がほとんどの種類はカロリーが控え目です。

また、鶏肉の中で一番カロリーの低いささ身(108kcal)ともなると白身魚よりカロリーは抑えられます。

牛ばら肉(445kcal)は圧倒的に高カロリーですが、牛ヒレ肉(179kcal)なら青背魚の中程度。また、豚肉はばら肉(382kcal)ロース(268kcal)でも魚に比べると高カロリーでした。

肉類のカロリーを見ると、普段豚肉や牛肉を多く食べている方が魚中心の食生活に変えれば痩せる可能性は高そうです。

ですが、お肉といっても鶏肉を中心に食べることが多かった方や、そこまで肉に偏った食生活ではなかった場合は魚中心の食生活に変えても痩せる効果がすぐに現れたり大幅ダウンにはならないこともあるでしょう。


では、カロリー以外のダイエットに良いといわれる理由にも迫っていきます。

魚がダイエットに良いといわれるのは?

魚はヘルシーな食品の代表とも言われていますが、その理由は魚には痩せたい人に嬉しい栄養素が詰まっているから。

魚がダイエットにおすすめされる理由は次の成分が多く含まれているからです。

たんぱく質
脂質 オメガ3脂肪酸…DHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)
ビタミンDや鉄分

体をつくる必要な栄養素であるたんぱく質は肉にも含まていますが、肉との大きな違いはオメガ3脂肪酸を多く含んでいる点で、ほぼ魚からしか摂れない栄養素です。

DHAやEPAは脂肪の燃焼をサポートしたり、中性脂肪を減らしてくれる、血液をサラサラにして代謝アップしてくれるなど痩せやすい体作りに欠かせません。

さらに、たんぱく質の合成をサポートするビタミンDは魚には豊富に含まれていますが、肉にはほとんど含まれていません。

また赤身魚に多く含まれる鉄分はカロリーを燃焼しやすく運動の質も上げてくれるのでダイエットの効率アップにつながります。

これだけ体に良いダイエットに適した栄養分が多く含まれていますが、魚を食べていても痩せない、太ったというケースもあるようです。

魚中心の食生活でも、効果的に痩せる食べ方があるかを調べてみましょう!


魚の食べ方は?

魚の食べ方で効果に違いがあるのかも調べていきます!

魚の種類に注目してみるとダイエットにおすすめなのは高タンパクで脂肪が少なく低カロリーなタイ、カレイ、タラ、サケ、ヒラメ、スズキなどの白身魚です。

また、DHA・EPAが特に豊富な魚はいわゆる青背魚。特にイワシ、サバ、サンマなどの背の青い魚や、赤身のマグロなどにも多く含まれていることが知られています。

DHAやEPAは加熱調理では、焼き魚2割ほど、揚げ物では半分ほどの量が失われてしまうため効果的に摂るなら刺身が一番!


の他も煮る、焼く、蒸すなどシンプルな料理でカロリーが比較的高めな赤身魚や青背魚も適度であればダイエットに効果的です!

その一方で、魚中心の食生活のしてもカロリーが高めな魚が好きで食べ過ぎている場合や魚を揚げ物にして摂っていると効果は少なくなります。

魚にはオメガ3脂肪酸や動物性たんぱく質、ビタミンDや鉄分など痩せやすい体づくりには効果的といわれる栄養素がたっぷり含まれ、カロリーも低いためダイエットには向いています。

魚中心の食事をすると痩せる可能性があるのは今まで牛肉、豚肉を多めに食べていた、または肉中心の食生活だった場合。

一方今まで肉といっても鶏肉を中心に食べていた、魚中心の食事でも揚げ物にして食べている、カロリーの高い魚が好きな場合などには痩せる効果が出なかったりダイエット効果がわかりにくいケースも考えられます。

魚ばかり食べることのデメリットは?老化が加速する?

魚ばかり食べることで体に悪い影響はあるのでしょうか?老化が加速するというウワサは本当なのかも気になります。

魚中心の食生活でのデメリットを調べていきます!

水銀が体にたまる

魚を中心にした食生活でのデメリットには,海中に存在する水銀を体内に蓄めてしまう点です。

サイズの大きな魚を食べ過ぎたり,魚だけなど偏った食べ方をすると水銀が取り込まれやすくなるため特にお子様や妊娠中の方などは注意が必要です。


水銀中毒によって成長に遅れが出たり、急性水銀中毒は、震え、頭痛などの症状が出る可能性もあり、特にお子様が中毒になると障害は一生続くこともあるようです。

特に注意が必要とされている魚はキンメダイ,メカジキ,クロマグロ(本マグロ),メバチ(メバチマグロ)で、胎児に影響がないとされる量として一食あたり80g/週1回と推奨されています。

大人なら健康上の問題を引き起こすこともないようですが、水銀量が多い魚を食べる場合は小さなお子さんや妊婦の方は気を付けたほうが良いでしょう。

同じ種類ばかりを食べず、様々な種類の魚を摂ると良さそうですね♪

たんぱく質が足りなくなる

肉を食べず魚のみを食べている場合は、体に必要な栄養素を効率よく摂りにくいためたんぱく質の摂取量が不足してしまう可能性があります。

たとえばアジ1匹あたりのたんぱく質は15gほどですが、牛もも肉300gあたりではたんぱく質は60gほどとなります。

一日のたんぱく質の摂取目安は男性で60g、女性で50gなので、アジだと3~4匹分ですが牛もも肉なら300g。

一日分の摂取量を満たすには魚は量が必要になり、魚だけで十分なたんぱく質を摂り続けるのは難しそうですね…。

ではたんぱく質が不足するとどのような影響が出るのか調べていきます!

たんぱく質が不足すると?

たんぱく質が不足すると、老化が進む危険があります。

たんぱく質が十分摂れていない場合、筋力が低下する、免疫力が下がる、皮膚の老化や肌トラブルが起こりやすくなるなどの弊害が起こる可能性があります。

たんぱく質は筋肉や髪、肌が作られる元となります。

たんぱく質が足りないと筋肉が作られないため足腰が弱くなってしまい、コラーゲンなどの皮膚を形成する要素も不足してシワが増える、薄毛などに悩む恐れも!

体の内側、見た目などの「老化」が早く進んでしまうリスクも高まってしまうことがわかりました。

魚ばかり食べると水銀が体にたまり妊婦の方やお子様には注意が必要です。また、たんぱく質を効率的に摂ることが難しいため必要な量を摂取できない場合もあり、その結果老化が進む可能性もあります。

まとめ

今回は魚中心の食生活について調べてみました。

・魚中心の生活は肉中心だった食生活からシフトした場合には痩せる人もいる
・魚ばかり食べることのデメリットは水銀が体内にたまる
・たんぱく質が不足してしまった場合は老化が加速する可能性もある

魚は肉にくらべて低カロリーなことが多く、お肉の代わりに食べればダイエットにもピッタリですが、魚だけに偏った食生活は老化を早めてしまうリスクがあることがわかりました!

健康になりたくて魚中心の食生活にしても、老化が進んでしまうなんて本末転倒です!
バランスよく肉と魚を食べることが大切ですね♪