ヨード卵の食べ過ぎは体に悪い?アレルギーや危険性はある?

ヨード卵の食べ過ぎは体に悪い?アレルギーや危険性はある?

少しお高めだけど良質な鶏卵の代表ともいえる「ヨード卵」は食べ過ぎると体に悪いのか気になる方に、

・ヨード卵の成分は?アレルギーの可能性はある?
・ヨード卵の食べ過ぎは体に悪い?
・ヨード卵の口コミ評判を調査

について調べてみました。

ヨード卵は食べ過ぎには注意が必要ですが、ある料理に使えば絶品!と評判です♪

ヨード卵の成分や口コミについても公式サイトやSNSの情報からご紹介します。

ぜひ参考にして下さい♪

ヨード卵の成分は?アレルギーの可能性はある?


ヨード卵はヨウ素に特化した卵です。また、普通の卵と同じように卵アレルギーになる可能性もあります。

詳しく見ていきましょう!

ヨード卵にはヨウ素がタップリ含まれている?

ヨード卵はヨウ素が豊富に含まれています。

この理由は鶏に与えられる餌にヒミツがあり、海藻の粉末などをミックスしたヨウ素にこだわった餌を食べることで、鶏からは多くのヨウ素を含むヨード卵が自然に産まれます。

例えば普通の卵に含まれるヨウ素は100gあたり17μgですが、ヨード卵の先駆けであるヨード卵・光の卵は1300μgも含んでおり、その差は歴然!

卵は食物繊維とビタミンC以外全ての栄養素を含み、特にたんぱく質が豊富で9種類の必須アミノ酸もバランス良く含まれている栄養価の高い食品と言われていて、その中でも特定の栄養素(ヨウ素)にこだわった餌を与えられることで、生み(産み)出されたのがヨウ素に特化した卵「ヨード卵」です。

ヨウ素の健康効果について見ていきます!

ヨウ素の効果は?

ヨウ素は必須ミネラルの1つ。新陳代謝を促すために必ず必要なホルモンに大きくかかわっています。

代謝を高める作用からダイエット効果も期待でき、たんぱく質を合成する働きから髪、肌、などを健康に保つ美容効果も見逃せませんが、特に胎児や乳児の骨や脳の発育に必要な成分なので、妊娠中や授乳中の方にとっては重要な栄養素になっています。

アレルギーの可能性はある?

ヨード卵にはアレルギーが出にくいなどの噂がありますが、ヨード卵を食べてもアレルギーの可能性はあります。

卵アレルギー症状の原因は卵の主成分であるたんぱく質で、たんぱく質を含まない卵はないため、全ての鶏卵には卵アレルギーの可能性がある。

「アレルギー症状が出ない卵」という表示をされた商品は以前にはネット上などで販売されていたようですが、アレルギー症状が出ないという化学的な根拠はなく、消費者庁から表示の改善命令や従わない業者には行政処分などの措置が検討されたこともありました。

ヨード卵は普通の卵に比べてヨウ素に特化した卵。普通の卵と同じように卵アレルギーになる可能性があります。

ヨード卵の食べ過ぎは体に悪い?

ヨード卵は食べ過ぎると甲状腺機能低下症などのリスクがあり、妊婦や授乳中の方の場合には胎児や乳児にも影響があるため特に注意が必要です。

この原因はヨード卵を食べ過ぎるとヨウ素の過剰摂取になるためです。

ヨウ素を過剰摂取すると?

ヨウ素を大量に摂取した場合でも、健康な人は尿として体の外に出すことができるので心配はいりません。

ですが長期的に過剰摂取してしまうと甲状腺機能低下症になる可能性もあり、体重が減る、頻脈、筋力低下などの症状が出ることがあり、特に妊娠中や授乳中には胎児や乳児が先天性の甲状腺機能低下症になり、精神障害や神経系の障害を伴った成長不全になるリスクも指摘されています。

ヨウ素は摂取が不足しても甲状腺機能低下症などの原因になることもありますが、海産物が食卓に上ることの多い日本人はヨウ素の摂取量は必要量をオーバーしがちなんだとか。

注意すべきはヨウ素の過剰摂取です!

ヨード卵を食べ過ぎてヨウ素の過剰摂取を防ぐためには適量を知る必要がありますね。

ヨウ素の適量は?

ヨウ素の一日の推奨量は0.13mgで上限量は3mg。つまり130μg〜3,000μg(マイクログラム)とされている。

ヨウ素は健康食品やサプリでも見かけたり、昆布や海藻は積極的に食べるように小さい頃にご家庭で言われて育ったという方も多いようですが、実際必要とされるヨウ素の量はごくわずかで、妊婦さんは摂る量を制限したり、甲状腺の病気の方は海藻はもちろんヨード卵もできるだけ取らないように注意がなされている食品の一つです。

 

また、妊婦さんの一日の摂取するヨウ素の目安量は240μg、上限量は2,000μgとされています。

多くのヨウ素を含む海藻類や白身魚などの海産物を日常的に食べる習慣のある方は、ヨード卵を食べ過ぎると過剰摂取になる可能性もありそうです。

例として水戻しのわかめ1人前(10g)には190μg、焼き海苔 大1枚(1g)に21μg、真昆布1gには2400μgものヨウ素が含まれています。

ヨード卵には1個(50g)あたりに650μgほどのヨウ素が含まれており、海産物などの他の食品でもヨウ素を摂取していることも多いため、妊婦さんなら一日1個以下、それ以外の方も2、3個ほどに抑えたほうが良いでしょう。

ヨード卵の口コミ評判を調査

ヨード卵は卵の色や味が濃く、コクが感じられて美味しいと高く評価されています。生で食べると良さが際立ちますが、玉子焼きなどの料理に使うとふっくらきめも細やかに出来上がると好評です。

一方マイナスな口コミには価格の高さや味や栄養の違いが判らないという声もあります。

良い口コミ

・TKG(卵かけご飯)にはコレ!
・卵の色、味が濃い
・旨味、コクがある
・卵特有の臭みを感じない
・菓子に使うと膨らみ、きめが細かくなる

食べ比べると違いがわかりやすいかもしれませんね♪

良い口コミにはヨード卵の味わいやコクをダイレクトに堪能できるのは生のまま卵かけご飯が一番!という口コミです。卵の色も鮮やかで美味しく、菓子に使うと生地がふんわり仕上がると好評です♪


悪い口コミ

ネガティブな口コミはほとんどが価格の高さについてですが、美味しいけど高い…。と嘆く声もあります。

・高い
・普通の安い卵との違いが分からず
・栄養価が実感できない

ヨード卵のマイナスな口コミのほとんどは価格の高さが挙げられています。また、普通の卵との味の差を感じなかった、食べても栄養効果などがわからないなどの声も。

ヨード卵は価格の高さが気になるという声もありますが、ニワトリのエサも厳選されたものを使い、常に良い卵を作るための研究を続けているためコストがかかってしまうんだとか。

また、栄養効果は目で見てハッキリわかるものではなく、元々卵の味や風味が苦手な場合は好みが分かれるかもしれませんが、生卵ご飯で食べると濃厚な卵の味、色を楽しめ、美味しいと評判の卵でもあります。

まとめ

今回はヨード卵について調べてみました。

・ヨード卵の成分は?アレルギーの可能性はある?
・ヨード卵の食べ過ぎは甲状腺機能低下症などのリスク、胎児や乳児にも影響する可能性もある
・ヨード卵には卵アレルギーの可能性もある
・ヨード卵の口コミは濃厚、コクがある、旨味や鮮やかな色を楽しめる、美味しいと評判
・悪い口コミは高い、栄養の高さが実感できない

ヨード卵は食べ過ぎには注意が必要ですが、濃厚で旨味タップリと評判の美味しい卵です。

この記事を参考にぜひTKG(生卵ごはん)でヨード卵を楽しんでみてくださいね♪