ホワイトリカーの飲み過ぎは体に悪い?安全性について調査

果実酒作りに使われることが多いホワイトリカーは体に悪いと言われることもありますね。
飲んでも安全なのか気になる方に、

・ホワイトリカーの成分は?安全なの?
・ホワイトリカーの飲み過ぎは体に悪い?
・ホワイトリカーの代用は何がある?

について調べてみました。

ホワイトリカーは飲み過ぎなければ体への悪い影響はないようです。

飲み過ぎた場合の体への影響や代用のお酒についてもSNSなどの情報を交えながらご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください!

ホワイトリカーの成分は?安全なの?

焼酎の一種であるホワイトリカーは味、匂いや色もない甲類焼酎の一種で、主な成分はアルコール(エタノール)と水です。

原料に使われているのはサトウキビから砂糖を作る際の残り物(絞った後の副産物)。
この糖蜜をアルコール発酵させてから、連続蒸留したエタノールを水で35%に薄めて作られます。

ホワイトリカーとは色味、匂い、味のない35度の焼酎です。


他の焼酎に比べて格段に安いこともあって、「安かろう悪かろうでは?」などと不安を抱いたり「体に悪い」などのイメージをもたれてしまうこともあります。

ですがホワイトリカーが安いのは、原料が安価な糖蜜であることや、また製造工程もすでに発酵・蒸留させやすい原料を使うことでコストが安く済むなどの理由からです。

ホワイトリカー自体が体に悪いというわけではありません。

ホワイトリカーの飲み過ぎは体に悪い?

ホワイトリカーはアルコール度数が35度と高いものの飲みやすさから、気づいたら量が過ぎていた!など失敗しやすいお酒。

大抵の方は果実酒としてホワイトリカーで作ったお酒を炭酸や水で割って楽しまれています。


中には余ったホワイトリカーをそのまま飲む方もいるようですね。

ホワイトリカーを飲み過ぎた場合は

・頭痛
・吐き気、嘔吐
・ろれつが回らなくなる
・肌の赤み

などの症状が出るケースがありますが、これらは他のお酒を飲み過ぎた場合と同様です。
また、飲み過ぎが続くとアルコール依存症や肝臓への負担も増えてしまう点も忘れてはいけません。

ホワイトリカーならではの注意点としては、他のお酒に比べると度数が高いため少量でも酔いやすいことや、飲み口が良いためつい量が過ぎてしまいがちという2点があります!

くれぐれも飲み過ぎには注意が必要ですね。

ホワイトリカーの代用は何がある?


果実酒を作れるのはホワイトリカーだけではありません。
ホワイトリカーの代わりにできるお酒をご紹介します!

果実酒作りでホワイトリカーの代用として使えるお酒は次の通りです。

・ブランデー
・ラム酒
・シェリー酒
・ジン
・ウォッカ
・ウイスキー
・日本酒
・麦、米、黒糖焼酎

果実酒作りに使うお酒は20度以上のアルコール度数がある必要があります。
この理由は酒税法により、アルコール度数の低いお酒で自宅で果実酒を作ってはいけないと定められているからです。

ホワイトリカーの代わりのお酒として特にSNSで多く見られたのはブランデーです。


ブランデーとホワイトリカーを混ぜて仕込む方もいました。

ホワイトリカーを使えば果実自体の香りや味を楽しめます。
一方、代用したお酒で作ると果実酒ができるタイミングも違い、お酒の風味が加わることでまた違うテイストになるようです。

好みのお酒でなくても思いがけず美味しい果実酒に仕上がることもあるようです!
ぜひ色々ベースのお酒を変えて果実酒作りを楽しんでみては?

まとめ

今回はホワイトリカーについて調べてみました。

・ホワイトリカーの成分は糖蜜で体に悪いことはない
・ホワイトリカーの飲み過ぎると吐き気、嘔吐、頭痛などの症状が出ることがある
・他のお酒より度数が高いわりに飲みやすいため飲み過ぎ、悪酔いに注意
・ホワイトリカーの代用は20℃以上のお酒で作る(ブランデー、日本酒など)

自宅で梅酒や果実酒を作る方にはホワイトリカーは身近なお酒ですね。
ですがなじみのない方の中にはホワイトリカーは体に悪い?という不安を持つケースも少なくはないようです。

飲み過ぎなければ体に悪いことはないので安心!
ぜひホワイトリカーや代用できるお酒を使って果実酒を自作してみてはいかがでしょうか。