体が冷えて眠れない方に人気の電気あんかは電磁波の影響があるのか気になるし、体に悪いのではと気になる方に、
・電気あんかは体に悪いの?
・電気あんかのメリット・デメリットを解説
について調べてみました。
私や家族も使っている電気あんかは使い方に注意すれば快適な睡眠をサポートしてくれる冬のお役立ちアイテムです!
電気あんかのメリットやデメリットについてもご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい♪
電気あんかの電磁波はどれぐらい出てる?
電気あんかの良いところは毛布のように全身ではないので体の調節機能がおかしくならず、自律神経もおかしくならず、電磁波も足の裏だけだし、肌も乾燥せず、体内の水分が減ることもない。暑くなったら寝てるうちに足でどっかへやってるところも非常に良い。電気毛布は、逃げ場のない拷問。
— 漆器屋 小谷ロ剛 (@kotaniguchi) November 24, 2021
電気製品からは電磁波がでているので体に悪い!と聞いたことがある方も多いでしょう。
ですが電気あんかの電磁波は低めで体への影響は少ないと考えられます。
電気あんかの電磁波は?
電気あんかの電磁波は低く、基準や使い方などから考えても心配する必要のない暖房器具と言えます。
電気あんかの電磁波については「強」での使用でも2.3mGと低め、という情報と強度にかかわらず平均して25mGと高めの数値であるという情報が見られました。
かなり数値に差があるのが気になりますが、どちらも実測している画像とともにネット上に掲載されています。
これらの数値は高いのか低いのか…。
そこで他の電気製品と比べてみると、特に高い電磁波を出しているといわれる電子レンジは200mG。
暖房器具のカテゴリーで見るとこたつは100mG、電気毛布は40~60mGです。
電気あんかの電磁波は他の電気製品に比べて低く、足元などピンポイントで使うことから電磁波の影響はあったとしてもごく少ないと考えられます。
国内の基準では電磁波を2000mG以内とされており、電気あんかの数値は極めて低く安全ということが分かります。
暖房家電の中でも電磁波を気にする方には電気あんかがおすすめです。
電磁波は体に悪い影響はあるの?
電磁波での健康被害については証明されておらず科学的な根拠はありません。
ですが電気製品からの電磁波からはガンのリスクが高くなる、肩こり、目の疲れや頭痛など体への影響があるという話はよく耳にしますね。
体への影響ははっきりとわかっていないのが現状ですが、少なからず影響はあるかもしれないとは心に留めておくべきかもしれません。
そうはいっても、電磁波を気にする方は冷たい布団を我慢しなければいけないのでしょうか…。
電磁波対策について調べてみました。
電磁波対策はどうすればいい?
電気あんかの電磁波の影響は距離をとることでほぼ防ぐことができます。
電気あんかに直接触れず、20~30㎝ほど離れたところで使うと電磁波の数値はほぼない状態に。
体からに離れたところで電気あんかを使うか、寝相が悪く触れてしまう心配がある方なら寝る30分前に布団に入れ温めておいて、寝るときには布団の外に出してしまいましょう。
電気あんかの電磁波は低めで体への影響は少ないでしょう。
電磁波が気になる場合は電気あんかに直接触れて使用しないことで対策ができます。
電気あんかは体に悪いの?
最近布団に入ってからとても寒くて寝付けないので #電気あんか を使ってみた!
温かくて最高に気持ちいい😊
もっと早く使っていれば良かったー♪— Mayuuuu☆ (@kurosuke_mii) December 6, 2021
電気あんかを使うことで低温やけどをしてしまう危険があります。
低温やけどは熱を感じにくいため気づかない間に皮膚の奥まで影響が及ぶこともあります。その場合水ぶくれや最悪のケースでは皮膚が壊死してしまうことも!
電気あんかの温度とやけどをするまでにかかる時間は次の通りです。
皮膚の表面温度と低温やけどまでの時間
44℃…3~4時間
46℃…30分~1時間
50℃…2~3分
電気あんかの強度を中以上にして使うと、比較的短時間でも低温やけどをしてしまう危険が高まることがわかりました。
筆者も寒い時には布団の中で電気あんかを足に挟んだり、背中の下に滑り込ませたりしていますが時間がたつとむずがゆくなります。
皮膚が熱でジリジリ刺激してしまっているサインだったのかもしれないと思い至りました!
布団の中で電気あんかに直接触れたまま寝てしまえば「弱」でも低温やけどの可能性があるためお酒を飲む方や睡眠薬などを服用されている場合もタイマー付きの電気あんかがおすすめです!
タイマー付きではない電気あんかを既に持っているという方も、タイマー機能を後付けできる便利グッズがあるので安心です♪
パナソニック(Panasonic) ダイヤルタイマー11時間形・1mコード付き…価格:1,763円
電気あんかは低温やけどをしてしまう可能性があり、温度設定が「中」以上だと短時間でもリスクは高くなります。
電気あんかのメリット・デメリットを解説
暖かい(*´ω`*)
大抵千円強なんですがヨドで安かったので買ってみました。本来は布団の中で使うんですが椅子に座って足を載っけてます笑 弱と中の中間で使っているので1時間0.05円ほどでめっちゃECO。着る毛布着てこれ使ったらエアコン要らないな〜(*´ω`*) #電気アンカ pic.twitter.com/asYAHTJBbp— フラン@ジクサー (@nsFrancois) January 23, 2020
電気あんかはリーズナブルで電気代も低く抑えられるメリットがありますが、その一方で火事の原因になる可能性や乳児、高齢者や糖尿病患者など一部の人には向かないというデメリットがあります。
リーズナブルに手に入る
電気あんかは家電量販店で安いものだと700円ほどで売られています。
私が購入したものもまさに量販店の入り口に置かれていた安価なタイプで、寒さに震えて入店して目に留まり、コレ良いかも!と即買いしたもの。
寒がりな娘と私の2台購入しても良いかと思える、手に取りやすい価格も電気あんかの魅力です。
電気代が安い
電気あんかは電気代も抑えられるので経済的です。
電気代を抑えつつ布団の中で暖を取りたい場合、湯たんぽを使っている方も多いでしょう。
確かに湯たんぽを使用するときに電気も使わないため一番コストがかからないと思われがちですが、実はお湯を沸かすのに4.8円ほどの電気代がかかっています。(電気代:1kWh27円、1.8Lのお湯15℃)
対して電気あんかは使用器具によりますが「強」で8時間使っても1.2~1.6円、布団周りで使う暖房アイテムの電気毛布(強で使用:1時間1.5円ほど)に比べても経済的です。
火事が心配
電気あんかが原因での火災も起こることもあります。
実際、火が出たというSNSも!
電気あんかが断線して火がでてた 怖すぎ
— 道林 (@sleep_2222) November 29, 2021
電気あんかを布団の中で使っているうちにコードが絡まったり引っ張られたりすることでコードが断線してショートしたり、コンセントからの発熱や発火が起こることも考えられます。
電気あんかはコードの安全を確認してから使用しましょう。
寝相が悪い、ペットを飼っているなどコードが心配な場合はコードレスタイプがおすすめです!
湯たんぽ 充電式(コードレス電気あんか)…価格:2,860円 (税込)
一回の充電で8時間使え、評価も高い人気商品です♪
向かない人がいる
電気あんかは寝返り前の乳児や高齢者、糖尿病の方には向かないとされています。
この理由は低温やけどのリスクが高くなるため。
1歳ごろまでの小さなお子さんやご高齢の方は皮膚が敏感で薄いことに加えて、まだ上手に寝返りができない、体が動かしにくいことがあります。
また、糖尿病を患っている方も皮膚の温度に対する感覚が鈍るため、低温やけどには注意が必要です。
使用する場合は電気あんかの温度設定を弱にして体から離れた場所で使い、タイマー付きのあんかを使用するなどして事故を防ぐ必要があります。
電気あんかは価格が控えめで電気代も低く抑えられるメリットがありますが、火事の原因になる可能性や一部の人には向かないというデメリットがあります。
まとめ
今回は電気あんかについて調べてみました。
・電気あんかは低温やけどのリスクがある
・電気あんかのメリットはリーズナブルに購入できる、電気代が安い
・電気あんかデメリットは火事、寝返り前の乳児、高齢者、糖尿病患者には向かない
筆者が小学生の頃、父からプレゼントされて学習机の足元や布団の中で使っていた思い出があり、電気あんかを家電量販店で見かけてまだあるのかと懐かしさもあって購入してしまいました。
昔も今も、電気あんかの温かさは変わらずに冷えた体を温めてくれる便利な暖房器具。
冷え性な方にはおすすめなのでぜひ試してみてください♪